日本では公営競技のひとつとして、大人気の競馬。駿馬たちの姿に心躍らせ、レースの行方を眺めるという興奮をオンラインでも体験できるのをご存知でしょうか?
最近はインターネット技術の進歩とともに、競馬場まで足を運ばなくても日本はもちろん、世界中で行われているレースで競馬を楽しめるようになりました。日本ではG1レースといえば『桜花賞』や『天皇賞』、『日本ダービー』といったものがありますが、世界ではどういったG1レースが行われているのでしょうか?ここでは有名なものをいくつかご紹介していきます。
G1とは?
1971年、ヨーロッパの競馬競争において格付けが行われ、最高位の競争がGroup1(グループ1)とされたのが、G1のはじまりとされています。1974年には北米でも同様の格付けが行われ、最高位の競争がGrade1(グレード1)とされました。Group1とGrade1は国際的にも格付けに互換性が認められているため、名称は異なりますが、通常はどちらも同じG1として扱われており、世界基準で見ても最高峰の競馬レースと位置づけられています。
こうしたG1レースは、現在、日本、アメリカ、イギリス、フランスなどの各国で開催されています。
日本国内のG1
現在、日本で開催されている競馬のレースは 年間3,000以上にもおよびますが、その中でG1レースはたった27レースだけ。 「最も速い馬が勝つ」といわれている『皐月賞』、「最も運のある馬が勝つ」と言われる『東京優駿(日本ダービー)』と「最も強い馬が勝つ」といわれる『菊花賞』の、クラシック3冠と呼ばれるレースをはじめ、人気投票の上位しか出走できない『宝塚記念』『有馬記念』や、短距離王者を決めるレースである『高松宮記念』『スプリンターズステークス』など、どのG1レースも注目を集める大きなレースばかりです。
海外のG1
近代競馬発祥の国でもあるイギリスでは、当然ながらG1レースも長い歴史を誇るものが多くあります。『セントレジャーステークス』、『イギリスダービー』などは、1700年代から続けられている由緒あるレースです。また、『ロイヤルアスコット』の様子をメディアなどで見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。イギリス王室主催で開催されるこのイベントは、王室メンバーをはじめ、イギリス中の著名人が華やかな正装で集うことでも毎年注目されています。
そしてフランスでは年間37のG1レースが行われていますが、なかでも外せないのが『凱旋門賞』です。このレースは、ヨーロッパ最大の競走のひとつとされており、世界中の競馬関係者が憧れ、勝利を目標とする世界最高峰のレースとして知られています。
アメリカ競馬を代表するレースとして有名なのは、『ケンタッキーダービー』『プリークネスステークス』『ベルモントステークス』の、アメリカクラシック三冠とも呼ばれる3つです。とりわけ、ケンタッキーダービーはアメリカ国内で非常に知名度が高く、毎年15万人以上の観客を集めるスポーツの祭典となっています。最近ではこうした国内外のG1問わず、アプリを使って最新の競馬 オッズをチェックしてベットできるのも便利ですよね!